久喜提燈祭り(天王様)
久喜提燈祭りは、毎年7月12日、7月18日に行われるお祭りです。
昼は、人物を乗せて山車を曳き回しますが、夜には多くの提灯をぶら下げて久喜の街を練り歩きますます。
山車と山車がぶつかり合い、激しい祭りとして知らていています。
別名「けんか祭り」とも言われています。
久喜提燈祭り「天王様」は、旧久喜町の鎮守である八雲神社の祭礼です。
天明3年(1783年)の浅間山の大噴火で、桑をはじめ夏作物が全滅したことによる、生活苦、社会不安などを取り除くため、祭礼用の山車を曳き廻して豊作を祈願したのが始まりと伝えられ、230余年の歴史と伝統を誇る祭りです。
祭りは毎年7月12日と18日に行われます。7町内から7台の山車が繰り出され、昼間は、神話などから題材をとった人物の人形を山車の上に飾り立て、町内を曳き廻します。夜は、人形を取りはずし、山車の四面に約500個の提燈を飾りつけた、提燈山車に早変わりします。
この提燈山車は夏の夜を彩るイベントとして最大の見どころとなっています。町内の若い衆が、賑やかな笛や鉦・太鼓のお囃子にのせ、関東一と言われる山車を回転させたりして、市内を巡行する様はまさに圧巻です。
毎年7月12日(水曜)、7月18日(火曜)
両日とも12時20分から22時00分まで
久喜駅西口駅前周辺地域
12時20分から | 八雲神社の祭典(式典) 全町内八雲神社御仮屋前集合,終了後各町内で山車の運行 |
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16時から | 山車組替 終了後各町内で提燈山車の運行 |
16時30分から | 御神燈拝領式 |
19時50分から | 提燈山車の町内連動 |
20時20分から21時 | 駅西口に提燈山車集合 駅前にて解散後、各町内で提燈山車の運行 |
12時20分から | 八雲神社の祭典(式典) 全町内八雲神社御仮屋前集合 |
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13時から15時30分 | 人形山車の町内連動 終了後各町内で山車の運行 |
16時から | 山車組替 終了後各町内で提燈山車の運行 |
16時30分から | 御神燈拝領式 |
20時20分から21時 | 駅西口に提燈山車集合 駅前にて解散後、各町内で提燈山車の運行 |
JR宇都宮線、久喜駅西口下車
東武伊勢崎線、久喜駅西口下車
東北自動車道、久喜IC下降
久喜提燈祭り「天王様」の開催に伴い、利用者の安全を図るため、下記のとおり、久喜駅西口エスカレーターを停止いたします。皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。
平成31年7月12日(水曜日)16時~22時
平成31年7月18日(火曜日)16時~22時
地図、交通規制、その他の詳細につきましては久喜市観光協会ホームページをご参照ください。
久喜市祭典委員会
久喜市観光協会
蓮田市上平野の八幡神社を調べていると、蓮田市役所の文化財のウェブサイトにたどり着きました。
そこには、昔の資料として上平野の八幡神社の映像が残されていました。
それと見ていると「八幡神社囃子保存会」の映像が流れていて、コメントでは「この辺で一番有名なのは久喜の祭りですよね。あのお囃子はここのお囃子が行ってるんですから。こっちが本家ですから。」と話していました。
本当か?と思って、久喜の提燈祭りを調べてみると、「平野流(蓮田市平野から)」の文字が多く見られました。
どうやら、蓮田市の平野や井沼、馬込あたりから久喜の提燈祭りへお囃子を叩きに行っていたようです。
今では、蓮田市の上平野八幡神社では、山車の曳き回しなどは行われていないでそうですが、毎年7月14日に近い日曜日に八幡神社にてお祭りが行われるそうです。
もしかしたら、久喜提燈祭りの元祖のお囃子も聴けるかもしれません。
また、蓮田市平野の伝統のお囃子を伝承している久喜提燈祭りにも、是非、足を運んでみましょう!!